●アルミフレームのスケルトン反射望遠鏡です。

20数年まえ初めて10cm反射望遠鏡で見た時の視野をうめつくす天の川の星屑は、写真集などで見る星空とは比べ物にならないほど美しくリアルなものでした。

望遠鏡で星を見る人たちには、それぞれの研究テーマを持って高性能の機械で観測する人たちと、難しいことは苦手な私のように、ただリアルタイムの宇宙を身近に感じるのが楽しみで望遠鏡をのぞく人間がいます。

そんな目的で作ったのがこの望遠鏡で、反射鏡は既製品を使い他のパーツはジャンクやどこでも手に入る材料の寄せ集めです。

ドブソニアンというのは、簡単に手づくり出来て操作も簡単確実な望遠鏡を乗せる台を考えた人の名前からついたもので、私のような目的で星を見るには最適な架台です。

●ドブソニアン式架台。全部ベニア製で水平回転部にはローラーベアリングを使っています。望遠鏡はこの上に乗せるだけです。
●反射鏡はごく平凡な直径20cm、解像度は1/8λ、F/6でもっぱら低倍率で使っています。 ●スライド式のピント調節部です。
ファインダーは古い双眼鏡から外したレンズを使った手づくりです。
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