●stcat

全長/33cm  幅/20cm  全高/30cm

スターリングエンジンは何度か試作をしましたが工作精度の問題でなかなか実用になるものが出来ませんでした。

最近になってガラスの試験管と注射器を使ったモデルを見てさっそく製作したところなんとか実用になるエンジンが出来ました。
ディスプレーサーとパワーピストンは同軸にして90度の進角でクランクに取り付けてあります。ブタンガスをタンクに満タンにするとなめらかに5分位回ります。

船体は火を使うことやメンテナンスを考えてエンジンむきだしの双胴にし、バーナーの回りには風よけのフードをかぶせました。
フロートは航空ベニア製で船尾の白いものは追加浮力体です。

コントロールユニットは1チャンネルのおもちゃのラジコンとミニコンポからはずしたCDの心臓部でラダーにピアノ線でつないであります。

●下の写真は、ピストン、クランク、フライホイール、ベルトで駆動されるスクリューなどメカ部分です。軸受けには全てボールベアリングを入れてあります。円筒形のものははガスタンクで開閉バルブでバーナーにガスをおくります。
●テスト走行の写真です。
パワーがないので風があると流されますが、この日は無風のベストコンディションでのんびり遊べました。エンジン音がほとんどしないので火が消えたのでは、と心配になるくらいです。
●下の写真はフードをはずした加熱部分でガラスシリンダーとリング状のパイプに小穴をあけたバーナーが見えています。
シリンダーの中にはスチールタワシを丸めたディスプレーサーが入っています。
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