2000/10/12 更新
だって亜米利加なんだもん!!!
アメリカ国歌
見よや 朝の薄明かりに
たそがれゆく 美空に浮かぶ
われらが旗 星条旗を
弾丸降る 戦いの庭に
頭上を高く ひるがえる
堂々たる星条旗よ
(何か国歌って、国現してるよね! アメリカだなあ、この国歌)
おお われらが旗のあるところ
自由と勇気共にあり
国旗、国歌ともに制定されている。
幼いころから、国旗への忠誠の誓いと国歌と
「右手を胸に」の三点セットを身体で覚える。
実はですねえ、ていとくはこの9月にアメリカに出張してきました。期間は1週間程度と短めですが。まあ、アメリカ出張は2回目なので、アメリカがどんな国かは薄々(避妊具じゃないよ)気づいていたけど、今回で確信。やっぱり、そんな国? でもまあ、意外な一面も見たりして・・・。韓国訪問記ほど長編ではないので、気楽に見てください。
Q1.アメリカは何処に行ったのですか? |
それはですね、サンフランシスコ。目的はシリコンバレーの有力企業や研究所への訪問だった。前に行ったワシントンDCと比べてたら、ていとくはサンフランシスコの方が好きかなあ。気取ってないし、色々な国の人が住んでいるし、アメリカニしては(ここ大事)食べ物は美味いし。街も辺に綺麗ではない。海の近くだし。まあ、業界の人間にはシリコンバレーはとても魅力的だし。まあ、坂が多いから、歩くと疲れるかも。なにしろていとくには、ワシントンDCって、辛い記憶の方が多いの。虎の穴特訓だったからなあ。
サンフランシスコの坂。
Q2.サンフランシスコの見所は? |
サンフランシスコと言ったら、あんたそりゃケーブルカーだぜ!!!。 ケーブルカーと言っても、見た目は市電。ケーブルカーのケーブルは地下に潜っているらしい。料金は2ドル。何処まで乗っても2ドル。このケーブルカーがだ、サンフランシスコの急な坂を登るは下るは。ちょっとしたジェットコースター気分。おまけにだ、このジェットコースター、違う、ケーブルカーに乗せれるだけ乗せるのだなあ。立ち乗りなんてもんじゃなくて、車外に箱乗り。体は全部車外。ステップに乗っかって、バーを持っているだけ。その横を車が通り過ぎるは、坂でのめるは。面白いぞー。ケーブルカーは終点に着くと、ターンテーブルに乗せられ、人力で方向転換。さすがである。
ターンテーブルに乗せられ、人力でグルグル
(画像に触ると車内の様子がわかります)
次はゴールデンブリッジ。霧に煙るブリッジは美しいですよ。そこから、有名なアルカトラズも見れるし。(まあ、港に行けば何処からでも見れるのだが)
何処がゴールデン? まあ、ゴールデンブリッジ
Q3.シリコンバレーの感想は? |
一言でいえば、これだけコンピュータ関連の会社が集まっているのは凄い! ということ。何しろ、隣の会社は文字通りライバル会社。IntelとAMDなんて、どれだけ離れた所にあるのと言った感じ。本当にたくさんのコンピュータ関連の会社が集まっている。前述のIntel,AMDの他にも、HP,Ciscom,Sun,Oracle,Solectron,Agilent,Apple,3Com,Quantum,Maxtor,LSI Logic ・・・・。きりがない。提督は思った。これじゃ、日本は勝てない。これだけ集まったと言うことはそれだけ凌ぎを削っていると言うこと。そして、今名前を上げた会社は生き残ってきたということだ。アイデアのある会社がここで一旗あげようとやってきて、ガレージみたいな会社から始めて、メジャーな会社へと成長していく。その競争は半端じゃないだろう。日本の用に談合や接待はここでは通じないに違いない。事実、ここで生き残れる会社は本当に一握りだと聞いた。こうやって考えてみると、この業界で生き残るのは、巨大な資本を持っている会社じゃなくて、良いアイデアと才能、マーケティング能力のある会社なんだろうなあ。IBMを除くけど。あそこは世界の標準を作っているから・・・。でも、考えてみれば、IBMもアイデアと才能で勝負しているものね。RISCチップの発想、RAID DISCの実用化、仮想記憶、チャネル入出力装置、フロッピーも商品化したのはIBM。やはり、日本とアメリカの実力は10年以上開いているということか。日本人は日本の製品は壊れないと言うけど、本当に凄いものは日本で作ってないものなあ。FやHのハードディスクなんて・・・。CPUに至っては・・・。OS関連や基本ソフトに至っては全滅・・・。日本人は現実を正しく見てがんばらなくてはいけない。
ここがIntelだよー。Inteに入ってるていとくたち。
Q4.何か面白い話は? |
ないわけがないのだが・・・。実はていとく達は、サンフランシスコに行く前にポートランドという街に寄っている。そこで土曜・日曜と2泊したのだが、この街でちょっと面白いことが・・・。今回は珍しく、土曜・日曜に観光を行った。しかも現地添乗員を付けて。そんな中で、その添乗員が「ラーメンの美味しい店があるから、そこに食べに行きましょう。」と誘った。まあ、アメリカの食事は日本人から見れば美味しいとは言えないので、まあ、ラーメンなら良いだろうと向かう事になった。で、ここでちょっとした驚きが・・・。ラーメンが出る前に、やくみ等が出された。その中にラー油があった。それはいい。それと一緒に真っ赤なチリソースが。さっそく尋ねるていとく達。だってラーメンにチリソースだよ。すると店員は何でそんな事聞くのと言った顔で、『あんたそりゃ、辛い調味料だよ。隣のと同じだ。』 そうか・・・。確かに辛いと言う事に関してはラー油とチリソースは同じかも。でもあんた、いばって同じものだと言うほど同じ物じゃないぞ。ラーメンにチリソースを入れたら、どんなになっちゃうんだ。餃子にチリーソースを着けたら・・・。
左と右が同じ用途の調味料?
更にである。どう見ても、”玉ねぎのぶつ切り”みたいなのが出された。これは何だろう? サラダ? さっそく、ていとく達は聞いてみる。すると、『あんたそりゃ、日本のたくあんだろう。』 たくあん? たくあんって、玉ねぎをぶつ切りにして生で食べるもの? 彼が言いたかったのは、”日本でいうたくあんと同じ”ということか? それにしても全然違うぞ。せめてオニオンスライスにしてもらえれば食えるような気がするが・・・。で、これをどうやって食べるのあんたたちは? すると店員は酢を示した。そう、酢で食べるのね。ていとくは一応トライしてみたが・・・。玉ねぎの味と酢の味がした。
だって、どう見ても玉ねぎなんだもの。
で、肝心のラーメンの味はどうかって? うーん。ここはアメリカだから。アジアじゃないしね。後、訳のわからない調味料はまだあって、どう見ても合成着色料たっぷりなジャムにしか見えない物とか・・・。アメリカの方の舌ってどんな感覚なのか。でも、ここの店員は何度も何度も『美味しい? 美味しい?』と聞きにきた。自信がないのかあるのか、確かめたいのか。
そういえば、こんな事もあった。同じくポートランド。ホテルのバーに飲みに行ったのさていとく達は。いつでも何処でも、酒は飲むをポリシーに。ほら、会話の勉強にもなるし。で、そこのバーで、おつまみにピーナッツを注文したわけだ。ね、日本の感覚だとワイングラスとか小皿の上品に乗って来ると思うでしょう。ところが・・・。こちらでは違うんだなあ。吉野屋の牛丼知ってる? あれくらいのどんぶりみたいのに、山盛り(本当に溢れんばかり)いっぱい。数人に対してだよ。何もうちらは、おなかがすいて、ご飯を食べに来たわけじゃないのだよ。それにしてもピーナッツを牛丼のようには食わないけど。当然ピーナッツは山盛り分を食べるのに精一杯で、9割は残したのでした。