1999/12/29
感想
一応これが『おしゃれ2号』の完成写真
自分でいうのもなんだが、まあまあなコンピュータが出来上がって満足している。作ってみて感じたが、自作マシンというのはどうしても安定稼動させるために1週間くらいかかる。これは提督の場合だけど。しかし、一度作ってしまえば、必要な部品を変えたり付け加える自由度は、メーカー製マシンの比ではない。また、Athlonを使用した高性能マシンを手に入れようとした場合、現在ではメーカー製の機種は無い。パソコンの自作が可能で高性能マシンがほしい方にはAthlonはお勧めである。ただ、自作をする場合、各種パーツのマニュアルの半分以上は英語版しかないことは覚悟しよう。特にマザーボードの設定にはマニュアルが不可欠で、マニュアルが読める程度の英語力はどうしても必要になる。マニュアルで思い出したのだが、今回使用したK7Mというマザーボードは、CPUコア電圧を変更できるようになっている。一般にCPUをオーバークロックで稼動させたとき、CPUコアに供給する電圧を上げたほうが安定して稼動する。明らかにこれはオーバークロックの為の仕様だ。マニュアルにはこのスイッチについて次のように記述されている。[It is strongly recommended that you leave this setting on its default.] ようは『変えないでね』と言っている訳だ。この頃このマザーボードは雑誌等で正式に紹介され始め、ASUSTeK自身のコマーシャルも見かけるようになった。そこにはこの様にかかれていた。『FSB CLOCKおよびCPUコア電圧を自由に変換可能。本格的なオーバークロックを可能にした世界標準のマザーボード登場』 うーん、マニュアルとコマーシャルが矛盾している。
このマシンを自作したおかげで、提督は恐らく5年はパソコンを買い換えることはないと思う。部品は変わっていくと思うけど。