2001/07/21


初めての海外ドライブ


 さて、ていとく達はカフルイの空港に隣接するレンタカー屋さんで、車を借りることにした。前ページでも書いたけど、ここマウイ島ではオアフ島とは異なり、公共の交通機関はかなり少ない。タクシーもバスもていとく達は見つけることはできなかった。で、当初からここにきたらレンタカーを借りようということにしていた。マウイ島の主要道路は舗装が行き届いていてドライブは非常に快適である。ただし、ピイラニHwyのドライブには4WDが必要らしい。で、ていとく達はごく普通のシボレーの4ドアセダンの車を借りた。もちろん左ハンドルである。ていとくは、自慢じゃないけど左ハンドルの車を乗るのは初めてである。当然海外で車に乗るのも初めて・・・。どうなる事やら。で、何かこの車、私が考える今時の車と違っていた。

 ・ハンドルが左側に付いている。当たり前か。
 ・比較的新しい車なのに、エアコンがオートではない。
 ・今時の車なのにパワーウィンドウがない。まじですか???
 ・電動ドアミラーでない。調整しようとして、ちょっと悩んだていとく。
 ・ガソリンタンクの蓋に鍵が付いていない。本当にいいの?


 うーん、日本の車だったら、10年前の車でも全部ついている。実際にていとくの車はそうだし(近頃車が変わったけど)。本当に、この車、市場で売れているのか? でもまあ、走ることに付いては何の問題もないわけだから、困らないけどね。もしかすると、日本の車の内装が、世界の標準に比べて異常なのかもね。みなさん、どう思います。で、諸所の手続きを終え、出発しようとすると、カウンターのお姉さんに呼び止められた。『あんたたち、どこ行くの?』 「えーとですね、とりあえずホテル在るカパルアに行きたいのだけど。」 『それは駄目です。今、ホノアビィラニHwyは、山火事で封鎖されています。』 「・・・・?」 『まだ、燃えてます。』 「・・・・?」 そ、そうか・・・。飛行機から見えたあの煙は、火山の噴火の煙りではなく、山火事の煙りだったんだ・・・。でも、あんな飛行機の上空から濛々と立ち込める煙が見えてしまう山火事って・・・。 急いでマップを見るていとく達。あれ、カパルアに向かう道はどうやらホノアビィラニHwyしかないらしい。裏道はないのか? レンタカーのおお姉さん曰く 『山越があるけど、地元の人でも通らないね。この道だっていつ閉鎖されるかわからないし。』 ということは、当面ホテルにはいけないという事か。なあに、まあ、今日中には消えるだろう。なんてていとく達。レンタカー屋さんのおねいさん曰く、『とりあえず、ワイレアの海岸が綺麗だから、見て時間を潰せば。』 まあ、仕方がない。ここはついでに色々観光だ。ていとく達はそこに向かって出発することにした。しかしである。そこは慣れない異国の地での運転。左ハンドルで運転すると、どうも車体が右により過ぎる。『曲がったら、左』と、声に出さないと間違いそうになる。大丈夫か本当に。



ていとくとレンタカーとマウイの街



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