| 私達はWindows○○でーす。 |
一応、もう少しブルーインパルスの事について語らねばなるまい。ブルーインパルス最終日、いくつかのグループに分けられ、グループ毎に課題が与えられる。どのようなものかと言うと、架空の客先の機器構成と問題点が示され、その問題を解決するためにハードウェアーとソフトウェア−をコンビで売りこむプレゼンテーションを行いなさいと言うことだ。当然英語でやれと言うことだ。提督は声を大にして言いたい。ワレワレハ、ウチユ−人ダ。もとい、我々は日本人である。日本に住んでいる。お客さんもきっと日本人である。英語でプレゼンテーションの練習を行う事に何の意味がある。なめんなよ! でもねえ、そう言う抗議を英語で講師にして、討論を行う英語力なんて提督にはないし・・・。よし、提提督も男だ。偲びがたきを偲び、耐え難きを耐え、お前達の要求を飲もうじゃないか。なーに、主にしゃべるのはきっと営業さんがやってくれるさ。通常の日本でのご提案もそんな感じだし。取りあえず、営業と一緒に機器構成と売りこむべき基本ソフトを選ぶ。これはまあ、そんなにもめなかった。いつもやっている事だし。本当に売るわけではないし・・・。そこまで決まれば営業さんのお見積もりを作るスピードの速いこと。提督はビックリである。どうしてそんな値段になるのか提督にはさっぱり。そこから月々のお支払い値段を計算する方法も提督にはさっぱり。提督は仕方がないので、もう1人のSEと、既存のシステムから新システムへ移行する手法とステップについての資料を作ることにした。これはまあ、半分は紙芝居なので、あまり文章を書く必要もない。そんなこんなで、資料はできあがり、各グループ毎に発表待ちの段階へ。形としては、講師たちが客となり、私達がプレゼンを行うというイメージ。提督達の発表順は2番目だった。1番目のグループのプレゼンを聞いて、提督達はビックリである。講師たちが鬼のように突っ込んでくる。どーするこれ。プレゼンを英語でするまでは、まあ、何とかなるかもしれない。だって事前に文章を考えておいて、その通り話せば良いのだから。でもなあ、こんなに英語で突っ込まれてもなあ。即座に考えて言い返す英語力なんて、少なくとも提督にはないぞ。他のメンバーは知らないけど。みんなで顔を見合わせる。そこでこんな考えがまとまった。「こうなったら、受けを狙おう。みいな額にWIN95とかWIN98とかWIN/NTとか書いて発表しよう。で、英語で質問されて、答えられるうちはその人が答えていて、分からなくなって固まっちゃったら、その質問が理解できて英語で話せると思った人が、Ctrl+Alt&Deleteと言いながら前に出て助けると言うのはどうだろう。」 さすがに本当にはやらなかったけど・・・。苦笑いである。
実際のプレゼンテーション。予想していたとおり・・・、提督達は1人1度はマイクロソフトのWindowsのように固まった。営業さんも提督も・・・。きっと韓国の人は思っただろうなあ。日本人って何て馬鹿なんだろうって。もっと英語を勉強しないと本当にやばいかも・・・。
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