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韓国旅行簡単レポ

 十一月七日〜十日まで、社員旅行で韓国に行っていました。
 あちらで韓国にしか無いという音ゲーを……あわよくば存在するという話を小耳に挟んだ「海外版ポップン3」でサマー(あるのか?)をやっちゃうぜ! とか思っていましたが、自由時間が決定的に少なく充分な探索が出来ませんでした。
 そういうわけで、フツーの旅行記に仕上がっています。

 アルバム見るようなカンジで、ダラリとどうぞ。

 成田空港、午後六時ぐらい。飛行場というのは、いつでもわくわくさせられる。

 ここにくるまでの間、旅行会社からのガイド本で、韓国語片言の部初級編第一章ていどの知識を吸収する努力は……一応した。

 だって、韓国語なんて「チャグンヘンボク」しか知らなかったんだもん。


 ※チャグンヘンボク……小さな幸せ。ポップン6収録楽曲『K-ユーロ』の曲名

 二時間四十分ほどの空の旅。暗闇に稲光が見えた。

 ていうかエアーロックってなんか開けたくなるよね……。

 無事ソウル仁川(インチョン)国際空港に到着。広くてきれいでした。

 税関でのパスポートチェック。対応が不親切。対日感情のことが、頭をよぎる。

 空港を出る前に円をウォンに両替。レートはだいたい

100円=1000ウォン

 100円がここでは千円札のようなものになる。財布が閉じないほどの「束」になって帰ってきて唖然とした。これは日本人が狙われるわけだ。

 さきの対日感情の件もある。どうやらすでに油断は出来ないようだ。

 バスで一時間ほど走り、三井(サムジュン)ホテルへ。部屋が決まる頃には23時を回っていた。

 さて、明日のために寝るか……とか思っていたら、大多数の人が深夜の韓国に食事に繰り出すという。
 確かに機内食はアレだったが、みんな元気だなー。雰囲気をつかむために、あえて付いていった。

 町並みは日本の地方都市とほとんど変わらない。だが、町中の看板という看板がハングル語で、ここが異国であると思い知らされる。

 ていうか車の運転荒ッ! 聞くところによると、韓国は車優先社会なんだそうな。信号が青になっている時間も日本の半分程度……ギャッ!

 日本でも見覚えのある「LG」ロゴのコンビニエンスストアをホテル横に発見。もう少し遠くまで歩き、セブンイレブンin韓国で買い物をしてみることにした。
 入るなり聞こえる、「あんにょんはせよ」の声。これは「こんにちは」であり「こんばんは」であり「いらしゃいませ」でもあるようだ。店内はいいカンジにくたびれている。店員も制服ではない。電子レンジはカウンターから遠いところにあり、セルフサービスとなっている様子だ。

 レートは十分の一。物価は……日本の何分の一だ? 500mlのペットボトルミネラルウォーターが600ウォン(60円)でした。安ッ。おにぎりもあった。ハングル語だったけど、あの「水色」のはやはりシーチキンマヨネーズなのだろうか。確かめる勇気はなかった。

 赤いのは確信的に、キムチおにぎりだと思った。

 コンビニで水だけ買って、ホテルへ戻りながら食事が出来るところを探す。すぐに遅くまで営業している食事処は見つかった。雰囲気は日本のそれとあまり変わらない。店内にすでに同僚が居てびっくりした。我々を含めて、十人もこの店に集まったのだ。

 マジメに韓国語を勉強していた人を筆頭に、料理を注文。チゲ鍋と豆腐、キノコ、ビールに小料理、赤い玄米? とにかく韓国は出てくる食事の量が多いと聞いたが、どうやらホントだったようだ。種類と数がハンパではない。しかもンマ〜イ!(藤子不二雄A風味)
 あぁ、カメラを持ってくるべきだった。

 満足して、ホテルへ戻った。
 もう午前二時、三時になろうとしている。明日のために早く休まなければ。

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